市長になられて4年
子育て環境に関する市長の想いを聞いてきました!

今号から数回に渡りお届けする特別企画。
守谷市で子育てするなかでテーマを決め、市長に直接インタビューしていきます。
今回は「守谷の子育て環境」について。
子育て世代が知っておきたい情報をさまざまな角度から聞いてみました!

4年前、市長になられた際に掲げた『子育て王国もりや』への想いについて教えてください。
『子育て王国もりや』を第一のテーマとして、子育てしやすい街づくり推し進めています。そして、政治の基本は「未来づくり」です。“子どもたちをどういうふうに育てるか”が、守谷の未来づくりだと思っています。
守谷市で育つ子ども達に、どんな子ども達になって欲しいとお考えですか?
「守谷が大好き!」という子どもたちが一人でも多く増えて欲しいです。
守谷で育ち大人になっても住みたい、そして自分達も「守谷で子育てしたい」と思えると嬉しいですね。

そのためには、守谷の魅力を保つことが大切だと肝に銘じています。
また、守谷で育った子ども達が、世界に羽ばたいた時に自慢できるような街にできたら最高です!(笑)
現在、幼少時の子供たちに力を入れて取り組みたいと考えているのが『遊育(ルビ:あそいく)』です。遊びながら、思いやりや粘り強さ、自分や他人を認める気持ちなど自己形成をしながら育って欲しいと思います。

市長の子育てに対する未来への想いはわかりました。しかし、その子ども達を育てるご家庭への支援も大切だと思います。

市長は、子育てしながら仕事をするお父さん、お母さんを応援しているということですが、どのような支援をしていますか?
私の娘も、働きながら子育てしていますが、子どもが病気にかかると妻に連絡が入って、しょっちゅうサポートに行っているのを横目で見ていますのでその大変さは多少なりに理解しているつもりです。
まして、守谷市には近くに親戚がいない核家族の方もたくさんいますので、そういうお父さん、お母さん達はもっと大変ですよね。本当に頑張っているなぁ・・・と感心します。
まずは、待機児童対策をしっかり行い、子どもを預けたい全て人が安心して預けることができる保育施設の整備が必要と感じ、市長に就任後の約4年間、保育施設を増設してまいりました。
この2021年の春までに新たに6園が開所、待機児童が解消される見込みです。
といっても、施設整備は最低限の措置であり、保護者の皆様が安心かつ満足して預けることができる保育園にすることだと思っています。これから保護者の皆様と信頼関係を築きながら、保護者の皆様がご自身で保育するのに負けないような保育環境の整備に努めていきたいと思います。保護者の皆様と行政が一体となることが、子供たちにとって大切であると考えます。
待機児童が解消され、安心して子どもを預ける環境があるという事は、働くお母さんには、心強いメッセージですね。
子育てしながら働くことができる環境を整備することで、女性が社会に参加し、能力を発揮できる社会になりました。
とはいえ、核家族のご夫婦で子育てするのは大変なことです。
子育てを家庭内で行うのではなく、社会全体で育てる風土、文化、街づくりが必要です。

私は、街全体で子育てできるような守谷市にしたいと考えています。
それを実現することにより、守谷市で子育てしたいという方々が増え、ひいては活気ある街づくりの原動力になると考えています。

市長の娘さんのエピソードでもありましたが、働きながら子育てしていると、急な病気で保育所から呼び出しされることで、同僚に迷惑をかけてしまうことがあります。
当日の急な呼び出しは、打ち合わせなどの調整が大変だと思います。急ぎ子どもをお迎えした後も、そのまま通院となり本当に大変だと思います。
守谷市では、病後児保育の施設を整備しておりますが、もっと手続きを簡素化し、対応できるようにしていきたいと思いますし、病児保育の整備も併行して進めていきます。
また、子育ては24時間、休む時間はありません。働いているお母さんはもとより、ご家庭でお子様を育てているお母さんも、ご自身の気分転換の時間は必要だと思います。
孤育て(孤独な子育て)に陥らない様、お子様を預けたいと思ったときに、気軽に預けられるような環境の整備も、必要だと感じています。
それは、お母さんが心に余裕をもって、楽しく子育てできる環境は、子どもの笑顔につながるからと考えるからです。
話しは変わりますが、子育てに限らず、施策を取り組むには財源が必要ですよね。
おっしゃる通り、市民サービスの向上には、先立つ財源が必要です。これからの時代、行政運営にも経営感覚、投資バランスが問われる時代だと認識しています。
財源確保のために、チカラを入れているのがふるさと納税です。
この4年で38万円から14億円まで納税額の増加に努めました。

このお金は、市民サービスをあげるため、大事に有効活用させて頂いています。
公立小中学校の全児童へのタブレット導入もいち早く計画、実施できそうです。
これで、コロナ禍で通学もままならない場合のインフラとしても備える事ができますので、寄付者の皆様に心から感謝致します。
これからも、地場産業を延ばす支援という点でも、ふるさと納税事業は力をいれ、子ども達の未来への財源として確保していきたいと考えています。

行政運営においても経営感覚を大切にされており、将来の子供たちに借金を背負わせるのではなく、税収アップに努め、施策に投資するお考えを聞き、安心しました。では次に、子育てしながら働きやすい街としての魅力をお伺いしたいと思います。

都内まで通勤圏内という利便性、立地に惹かれて転入された方も多くいらっしゃると思いますが、利便性以外で守谷市の魅力は何ですか?
これだけ便利な立地でありながら、駅から徒歩5分も歩けば緑豊かな風景があり、住宅街があります。そのバランスの調和こそが、守谷の大きな魅力の一つです。
しかし、都内の職場までとなるとドアツードアで往復2時間前後かかります。子育てとの両立に悩み、転職や離職を考えた方も多いと思います。
通勤に時間を費やすのではなく、職場と住居が近くにある『職住近接』の環境を整えていくことこそが、若い世代、これから子育てする方達にとって働きやすさと暮らしやすさの両立を叶える魅力になると考えます。
実は、私も子育てをしながら都内まで通勤している一人です。これまで両立に悩み、何度もくじけそうになり、会社を辞めようと思いました。しかし、子育てにはお金がかかりますし、一度辞めてしまうと、この守谷で同じ条件で仕事を探すのは、非常に難しいと思い留まりました。市長のおっしゃる様に、守谷で同じ条件で働ける環境があればいいと思います。市長の考える『職住近接』の実現プランについて教えてください。
子育てをすると、子どもの成長に応じて、働き方を変える女性も少なくありません。また、そもそも働き方自身、多様化してきています。近年、注目されているフリーランスをはじめ、パートやアルバイト、正社員、派遣社員と様々な雇用形態があり、自分にあった働き方を選ぶ時代です。
これまでは、市内の仕事とマッチング、働く意欲はあるけど、自分のスキルを十分発揮できる仕事がないといった事が課題でした。
市内にスキルを活かせる仕事があり、働く事ができれば、そうした潜在的な労働力が発掘できると確信しています。
これから、そうした様々なスキルの人財が活躍できる仕事、企業を誘致し、人財と仕事のマッチングを推進していきます。
近くでスキルが活かせる仕事があれば、急な病気の時も安心です。また、通勤時間がなくなり、通勤のストレスからも解放っされます。そんな環境であれば、心にもゆとりをもって子育てができそうです。ちなみに、どの様な仕事・企業の誘致を考えていますか?
守谷ではスマートシティ守谷と掲げてデジタル化を強力に推進しています。企業からテレワークで対応できる仕事を切り出し、その仕事を守谷市の拠点、サテライトオフィスで実施できるようなことを考えています。守谷に居ながら意欲的に働き、子育てできる環境を整えます。

最後に子育て中のお父さん、お母さんにメッセージをお願いします。
子育ては嬉しい時もあれば、大変な時も少なくありません。私自身、孫を見ながら、そして子育てする我が子をみながら常々そう感じています。子育ては親育て、自分育てと言うように自身の成長に気付くこともありますね。子育てをしながら充実した時間を過ごしてもらえるように、行政も精一杯お手伝いさせて頂きたいと思っています。

インタビューを終えて

私もこの守谷で子育しており、行政の皆様には大変お世話になっています。安心して保育所に預ける事ができたからこそ、自分の大好きな仕事を諦めず、頑張れました。行政の支援なくしては出来なかったことです。
市民の想いに耳を傾け、お互い信頼関係を築きながら、子育て環境だけではなく、日々の暮らしを豊かにしていきたいという想いを大切にしてくださっていることがわかりました。またそれは夢物語ではなく、未来の実現に向けて着実に進めていってくださっていることがわかり、守谷で子育てしてよかった、と改めて実感しました。

インタビュアー ひがし野在住 K
イラスト     久保が丘在住 M